今回は『公爵令嬢の嗜み』のレビューです
『公爵令嬢の嗜み』評価
「公爵令嬢の嗜み」の評価は
☆4.0
です
評価の詳細は後半に書いていきます。
『公爵令嬢の嗜み』作品情報
- 原 作
「澪亜」さん - 漫 画
「梅宮スキ」さん - キャラクター原案
「双葉はづき」さん - 発 行
KADOKAWA - ジャンル
異世界転生、悪役令嬢 - レーベル
角川コミックス・エース - 紙初版日
2016年9月10日
『公爵令嬢の嗜み』あらすじ
婚約者であるエドワード王子とその取り巻きによって床へ押さえつけられた際に前世の記憶が蘇った公爵令嬢のアイリスは、前世の記憶を頼りに、ここが乙女ゲーム『君は僕のプリンセス』のエンディングシーンということ、自身が主人公であるヒロインに嫌がらせを行う悪役であることに気づく。
引用:wikipedia
『公爵令嬢の嗜み』キャラ紹介
仕事の帰りに交通事故にあい命を落とした主人公が意識を取り戻すとそこは転生前にやっていた乙女ゲームのラストシーン
しかしハッピーエンドを迎えるメインヒロインではなく
断罪される悪役令嬢として!
転生した人物はゲームでは悪役令嬢だったが国内でも権力あるアルメリア公爵家の長女、 毅然とした立場でその場を立ち去ると宰相である父親からアルメリア領の領主代行を命じられる
生前の記憶と知識そして信頼する仲間たちを武器にアイリスは領地改革に乗り出していく
アイリスに仕えるメイド
幼いころスラムで育ち貧困の中、死にかけていたところをアイリスに救われる、それ以来アイリスに対して絶対の忠誠を誓う
ターニャと同じく幼いころスラムで育ち貧困の中死にかけていたところをアイリスに救われる、それ以来アイリスに対して絶対の忠誠を誓う
剣の腕は確かなもので騎士のような立ち振る舞いをする
幼いころアイリスに助けられたスラム民
ライルとは違いアイリスに対してもフランクな口調でからかったりするが忠誠心はほかの者に引けを取らない
商業ギルドで働いていた青年
アイリス新しい税制改革の中での不正を発見したことにより抜擢される
アルメリア領に長期で滞在出来ないため短期契約でアイリスと共に働くことになる
ゲームの主人公でありアイリスのライバルにあたるキャラ
この世界では男爵家の令嬢でゲームの攻略対象である王子や有力貴族たちをたらしこむ
アイリスと婚約破棄したタスメリア王国の第2王子
ユーリの甘言に惑わされ王族としてありえない発言を繰り返すが腹黒い貴族からは「扱いやすい駒」と思われ担ぎ上げられている
アイリスの弟
将来のアルメリア公爵であるがユーリに惑わされ公務を怠っていたため親から見放されるが
アイルスの仕事ぶりを見て自分の愚かさを知り心を入れ替える
『公爵令嬢の嗜み』レビュー
「公爵令嬢の嗜み」はアニメ化で一気に認知度が上がった「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった・・・」と同じく転生してしまったら悪役令嬢だったって話
「はめふら」がコメディに割り振ったのに対して「公爵令嬢の嗜み」は、まず領地経営の話になりその後はタスメリア王国内部の派閥争いに巻き込まれたりと
シリアス路線に割り振ってます
領地経営編では転生時の知識を使いカカオからチョコレートを作り商会を立ち上げたり、複式簿記を取り入れ学校設立や税制改革をして領地を盛り立てていく様子に、キャラ説明をうまく織り交ぜていてその後の国内の派閥争いの話にうまく繋がっていきます
派閥争いでは色々な勢力の思惑に巻き込まれたり教会から破門を言い渡されたりとアイリスには災難が降りかかるが、たくさんの仲間の助けにより大逆転を納めていく
ただ派閥争いになってからは前世の知識や記憶を使う場面はほとんどなくなってしまうんだけど
「あれ?これはこれでおもしろいじゃん」
って感じw
そしてゲームのメインヒロインであるキャラが実は悪役だったっていう「悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される」のような転生マンガもありますが、大抵はすぐ尻尾を見せたり改心して主人公と仲良くなったりするんだが・・・
「公爵令嬢の嗜み」のユーリは尻尾を見せない、狡猾、暗躍・・・とジョジョのスピードワゴンだったら
「ゲロ以下のにおいがプンプンするぜー!」
って言うくらい「悪」のにおいが・・・w
今後ユーリどういう手段に出てくるのか?そしてアイリスはどう対処するのか?続きはwebで!(嘘w)
『公爵令嬢の嗜み』まとめ
シリアス路線の「公爵令嬢の嗜み」タスメリア王国の派閥争いに巻き込まれるアイリスそして暗躍するユーリと見え隠れする他国の影
そして・・・
「嗜み」とはいったいw
転生前の知識があったとしても領地改革を成功させ教会から破門されても逆転してしまう
「公爵令嬢の快進撃」
とかでもいいんじゃないだろうかw