【ファンタジーまんがレビュー】『シャングリラ・フロンティア』特装版は書き下ろし掲載

5.0
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今回は「小説家になろう」累計PV数2億2千万超えの大ヒット作品で、コミカライズ化された

『シャングリラ・フロンティア』

のレビューです

なぜ書籍化されていないんだろう?とみんなが謎に思っていたら、書籍化すっ飛ばしてコミカライズ化されましたw

佐倉綾音さんによるシャングリラ・フロンティアPVはこちら

マンガ版だけでなく原作である「小説家になろう」を含めてのレビューになりますので、ネタバレ見たくない人はここで「戻る」ボタン押してください

『シャングリラ・フロンティア』評価

「シャングリラ・フロンティア」の評価は

 

☆5.0

 

です

 

評価の詳細は後半に書いていきます

『シャングリラ・フロンティア』作品情報

  • 原 作
    「硬梨菜」さん
  • 漫 画
    「不二 涼介」さん
  • 発 行
    講談社
  • ジャンル
    VRMMO、バトル、アクション

『シャングリラ・フロンティア』あらすじ

 “クソゲー”をこよなく愛する男・陽務楽郎。彼が次に挑んだのは、総プレイヤー数3000万人の“神ゲー”『シャングリラ・フロンティア』だった! 集う仲間(外道)、広がる世界。そして“宿敵”との出会いが、彼の、全てのプレイヤーの運命を変えていく!!

最強クソゲーマーによる最高のゲーム冒険譚、ここに開幕!!
引用:Renta!

『シャングリラ・フロンティア』キャラ紹介

記載は「シャングリラ・フロンティアのキャラクター名:本名」です

サンラク:陽務楽郎(ひづとめ らくろう)

クソゲーをこよなく愛するクソゲーマー

最高峰?と呼ばれる「フェアリア・クロニクル・オンライン・(フェアクソ」」をクリアし気が抜けていたところ、通っているゲーム屋「ロックロール」で神ゲーと名高い「シャングリラ・フロンティア」を勧められる

クソゲーで鍛えられた理不尽に打ち勝つ根性と、数々のクソゲーで得たテクニックを駆使して、シャンフロでもチュートリアル通りの戦いをせずにユニークシナリオを連発するなどしまくる

そのためゲーム内やネット掲示板では「ツチノコ」扱いされている

エナドリをこよなく愛する17歳

SAIGA-0:斎賀 玲

シャンフロ内では廃人レベルの装備・プレイヤースキルを持ち、ゲーム内の称号「アタックホルダー(最大火力)」

リアルは文武両道、才色兼備な完璧超人だが恋愛に関しては幼稚園児以下、楽浪のことが好きすぎて数多くのクソゲーに手を出すも挫折w

シャングリラ・フロンティアを通じてリアルで楽郎とも話すようになるが、恋愛に関しては幼稚園児以下のため話すだけでどもる、名前で呼ばれて意識が飛ぶと、かなり初々しいが楽郎が女性の話をしたり女性キャラが近づいてくるだけで圧を発する、ちょっとストーカー気質w

オイカッツォ:魚臣 慧(うおみ けい)

リアルではプロ格闘ゲームチーム「爆薬分隊(ニトロスクワッド)」に所属するプロゲーマーでチームのエース、「Kei」の名で海外の

なぜかクソゲーも嗜んでいて楽郎たちとはリアルメールする仲

シャンフロ内でユニークシナリオを発生させてないことを、なにかにつけてネタにされ煽られる、話が進むと中性的な顔立ちからリアルで「受け」扱いスレが立ったせいで、かわいそうになるくらいネタにされる

アーサー・ペンシルゴン:天音 永遠(あまね とわ)

リアルはカリスマモデル、特技は不意に撮影されてもポーズを決められること

若い女性の憧れの的であるが実は中身はド外道

プレイヤースキルは高くないため倒すのは簡単なはずだが、黒幕プレイが性に合っていてとあるクソゲー「ユナイト・ラウンズ」では「鉛筆戦士」のキャラ名で鉛筆王朝を作り実効支配するなど、準備期間がればあるほど策略で協力になっていくプレイヤー

なお鉛筆王朝はサンラクとカッツォが鉛筆戦士を暗殺したことで幕を閉じる

シャンフロを始めた楽郎と合流しクラン「旅狼」を設立する

秋津茜(隠岐 紅音)

サンラクとはクソゲー「ベルセルク・オンライン・パッション(便P)」で出会い、バグゲーと言われる便Pでいきなり新たなバグ技を発生させるくらいなリアルラックを持ってる光属性の明るい女の子

シャンフロではサンラクたちが夜襲のリュカオーンとの戦闘中に合流、理由は便Pで出会った「サンラク」と同名のキャラだったからとかなり短絡的でおバカ

ユニークモンスター「天覇のジークブルム」にマーキングされたり、サンラクの次に「ラビッツ」に居住できるユニークシナリオを発生させたりと、ゲーム内でのラックもサンラク並み

ユニーク自発できないマン・カッツォとの差・・・w

ルスト(佐備 夏蓮)

シャンフロとは別のロボットゲーム「ネフィリム・ホロウ」のトッププレイヤー

ネフィリム・ホロウでサンラクと出会いユニークモンスター「クターニッド」の情報を持っていたため「旅狼」に入る

ロボ大好きっ子なため唐突に「ネフィリム・ホロウ」を勧めてきたりロボについて語るときは早口になる

「ネフィリム・ホロウ2」の発表時のデモプレイ実施後の全国で、見られているインタビューでも早口でロボ愛に溢れた内容をまくし立てて、SNSで「早口少女」がトレンド入りする

モルド(鹿尾野 葉)

ルストと同じく「ネフィリム・ホロウ」のプレイヤー

「ネフィリム・ホロウ」ではルストのナビゲーターをやっている

笑いのツボの沸点が低くみんなにネタにされる、それが「ネフィリム・ホロウ」の他のプレイヤーにもバレたため、ルストとの対戦時はまず優秀なナビであるモルドを笑わせるという戦法が流行る

京極(竜宮院 京極)

読み方は「京(きょう)極(アルティメット)」

PKクラン阿修羅会でペンシルゴンと出会った縁でクラン「旅狼」に合流

リアルでは玲たち斎賀家と親交のある名門・竜宮院の剣道少女

シャンフロもやっているがサンラクに騙された勧められた「辻斬・狂騒曲・オンライン(通称:天誅)」で最初はハメられたとサンラクに対して恨み節を吐いていたが、適性があったらしくのめり込んでいく、天誅!

エムル

語尾が「ですわ」のヴォーパルバニーのNPC

ユニークシナリオでサンラクを兎の国「ラビッツ」に連れて行っていった縁からサンラク担当になりいっしょに行動する

とにかく死んで覚える、特攻大好き、奇妙な行動ばかりなサンラクに最初の内は驚きの連続だったが、途中から慣れてきたのか達観してしまったのか対応が雑になるw

『シャングリラ・フロンティア』レビュー

まず最初に言わせていただきたい

 

シャンフロはいいぞ!マジでいいぞ!w

 

神ゲーと呼ばれる「シャングリラ・フロンティア」を始めたクソゲーマーの「サンラク」はクソゲーで培ったドロップ率の検証やキャラクター動作の確認など、セオリーを無視した行動ばかりしていたらまだ誰も倒したことのないユニークモンスター「夜襲のリュカオーン」とエンカウントする

ゲームを始めたばかりのサンラクはレベルも低いため勝てはしなかったものの善戦、その健闘を称え(・・・たかどうかは知らんがw)リュカオーンから「呪い」をプレゼントされたサンラクは「胴装備」と「足装備」装備できなくなり、結局クソゲーのような縛りプレイ&常に半裸状態という羞恥プレイをするハメになる・・・

 

ソードアート・オンライン(SAO)以降、VRMMOを題材にした作品が多くなり、そんな中でこの「シャングリラ・フロンティア」も登場した訳ですが、キャラたちが面白するんですよね、特にサンラク・カッツォ・ペンシルゴンの3人の煽りあいが面白すぎる、常に煽ってないと生きていけないのか!ってくらい煽り続けるw

また、ほかのVRMMOものと違うのがシャンフロがメインゲーにありながら、途中途中で他のゲームの話がはいってくるところですね

最初の内は読んでて「シャンフロ進めて欲しいな」とか思ってたんですが、他ゲーの話を読み始めると「スピンオフとしてこのゲームだけの作品作ってくれないかな!」とか思ってしまうくらいおもしろいw

特にサンラクが京極を騙して誘った「天誅」のところや、プロゲーマーのカッツォがサンラクとペンシルゴンに頼んでアメリカチームと戦う「ギャラクシア・ヒーローズ:カオス(GH:C)」のところはかなり熱い展開ですね、なんていったってアマチュアのサンラクが全米1位と僅差だったり全米2位に勝ってしまいますからね!(そのせいで全米1位のシルヴィアがシャンフロまで追いかけてくることになるんだけど・・・

作中では4体目のユニークモンスターが倒されたあたりなので、残り3体倒すには単純にあと600話ほどですかね、まだまだシャンフロの世界を楽しむことができますねw

『シャングリラ・フロンティア』まとめ

・2020年11月11日現在で原作のなろう版は750話オーバー
累計PV数2億2千万超えの人気作
・書籍化されていないのにwikiが作られる
・書籍化されていないのに2次創作が作られる
書籍化せずにコミカライズ化、しかも週間少年マガジンで連載
・コミカライズ化がYahooニュースに掲載される
・コミック発売1週間で重版決定
コミック発売2週間で売り上げ部数20万部突破

もうなんか・・・

 

シャンフロっていう作品自体が「サンラク」化してますよねw

 

コロナウイルスで外に出ることも少ないですし「小説家になろう」では「シャングリラ・フロンティア」を無料で読むことができますので、興味が沸いた方は1度読んでみてはいかがでしょうか?