ちょいとネタバレあり『海鳥東月の『でたらめ』な事情』【ラノベレビュー】

3.5
スポンサーリンク

海鳥東月の『でたらめ』な事情

今回は第17回MF文庫Jライトノベル新人賞『最優秀賞』作品の

『海鳥東月の『でたらめ』な事情』

のレビューです

『海鳥東月の『でたらめ』な事情』評価

「海鳥東月の『でたらめ』な事情」の評価は

 

☆3.5

 

です

 

評価の詳細は後半に書いていきます

『海鳥東月の『でたらめ』な事情』作品情報

  • 著 者
    「両生類 かえる」さん
  • イラスト
    「甘城 なつき」さん
  • ジャンル
    ローファンタジー
  • レーベル
    MF文庫J
  • 出版社
    KADOKAWA

本記事で使用している画像の知的財産権は上表の著者・イラストレーター・発行元に帰属します

『海鳥東月の『でたらめ』な事情』あらすじ

「財布? 携帯? ぜんぜん違うよ。私が盗まれたのは――鉛筆さ」仲良しのクラスの女子・奈良芳乃から突如、謎の相談を受けた海鳥東月。だがそれは奇妙奇天烈な事象の始まりに過ぎなかった。海鳥の自宅に現れた謎のネコミミパーカー『でたらめちゃん』。彼女によって引き起こされるトイレの貸し借り、裏切り、脅迫、掴み合いからの一転攻勢、そして全力の命乞い……全てを終えた後、でたらめちゃんは海鳥に告げてくる。「海鳥さん。私と一緒に、嘘を殺してくれませんか?」海鳥は訳も分からぬまま『嘘殺し』に協力することになり!? 

第17回MF文庫Jライトノベル新人賞〈最優秀賞〉作は奇妙奇天烈! だけど青春ストーリー?

引用:BOOK☆WAKER

『海鳥東月の『でたらめ』な事情』キャラ紹介

海鳥 東月(うみどり とうげつ)

女子にしては高身長な高校生

なのげに豊満なバストの持ち主、しかし本人はコンプレックスに思っている

主人公とは思えない、とある「特異な性癖」を持っている

奈良 芳乃(なら よしの)

海鳥 東月(うみどり とうげつ)のクラスメイト

とてつもない美人だがどんな時も無表情で少し芝居がかったような喋り方をする

友人の海鳥にも隠している秘密がある

でたらめちゃん

「うそ」が擬人化した存在

力の弱いうそは嘘を吐いた人間が諦めたら存在が消えてしまうが、他のうそを食べることによって10年存在し続けてきた

得意なことは料理

『海鳥東月の『でたらめ』な事情』レビュー

文庫の帯には

 

「登場人物全員かわいい」

 

って書いてあります

たしかにみんなかわいいです・・・

 

しかしその中身はヤベーやつのオンパレードですw

 

友人が鉛筆を盗まれたところから始まり探偵ものになっていくのかな?

と思ったら、主人公の特殊性癖が暴露され・・・

この性癖がかなりヤバイです、人によっては受け付けなくなる可能性もあります

というかこんなヤベー主人公はなかなかいないわw

 

「主人公ヤバイわ~」とか思ったらウソが実体化したでたらめちゃんが登場して訳わからんうちに殺されそうになり

 

さらにはそこに現れた友人はとんでもない思想の持主だったりと

 

しょっぱなからジェットコースターのような急展開が続いていきます!

 

最初は怒涛の勢いで物語が展開していくものの、後半はよくあるローファンタジーぽい感じなで、キャラクターたちの個性豊かさで面白さはあるものの、もうひとひねりちょっと欲しかったところです

『海鳥東月の『でたらめ』な事情』まとめ

後半からはローファンタジーな展開になっていきますが、「うそ」の擬人化であるでたらめちゃんの存在やほかの「うそ」が擬人化したものたちや黒幕といった、世界観の設定がしっかりしているので続巻も期待できます

 

まとめ!訳わからんけどおもしろかったw