人のいいおじさんが剣聖に!『片田舎のおっさん、剣聖になる』【まんがレビュー】

4.5
スポンサーリンク

「片田舎のおっさん、剣聖になる」

今回は小説家になろう原作の

『片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~』

のレビューです

『片田舎のおっさん、剣聖になる』評価

「片田舎のおっさん、剣聖になる」の評価は

 

☆4.5

 

です

 

評価の詳細は後半に書いていきます

『片田舎のおっさん、剣聖になる』作品情報

  • 著 者
    「乍藤 和樹」さん
  • 原 作
    「佐賀崎 しげる」さん
  • キャラ原案
    「鍋島 テツヒロ」さん
  • ジャンル
    ファンタジー
  • レーベル
    ヤングチャンピオン・コミックス
  • 出版社
    秋田書店

本記事で使用している画像の知的財産権は上表の漫画化、原作者・イラストレーター・発行元に帰属します

『片田舎のおっさん、剣聖になる』あらすじ

「ベリル先生を騎士団付きの特別指南役として推薦しました」。片田舎の村で細々と剣術道場を営む男、ベリル・ガーデナント。そこへ若き王国騎士団長に昇り詰めたかつての教え子、アリューシアが訪れ騎士団付きの特別指南役として王都へ行く事に。大成した弟子達と再会し、盛り立てられるベリルの運命は? おっさん成り上がりファンタジーの決定版、コミカライズ!

引用:BOOK☆WAKER

『片田舎のおっさん、剣聖になる』キャラ紹介

注!原作の小説家になろうや書籍版の登場人物もいますので、ネタバレが気になる方はブラウザバックをお願いします

 

ベリル・ガーデナント

田舎で子供たちに剣術を教えている普通のおっさん

・・・が、騎士団長になった昔の教え子が騎士団の「特別指南役」として王都に招いたことから、その名を轟かせていくことになる

剣術にかけた時間と努力は自負しているものの自己評価が低いため、周りがどれだけ褒めても自分がすごいとは微塵も思っていない

通称「片田舎の剣聖」ただし本人は自覚なし

ベリルの教え子たち

アリューシア・シトラス

最年少でレベリア騎士団団長になった ふたつ名は「神速」

ベリルの剣術の能力を高く評価し特別指南役として王都の騎士団に招く

ベリルに近寄る女性には後輩であろうとも圧をかけていく

スレナ・リサンデラ

幼いころ両親を襲われケガをしながら村まで歩いてきたところをベリルに拾われ剣を学ぶ

その後、養子にもらわれていったが後に冒険者となり再生能力の高いドラゴンを倒し最高位「ブラックランク」の冒険者となる

その時倒したドラゴンの素材で作った双剣を使用するため ふたつ名は「竜双剣」

クルニ・クルーシエル

レベリオ騎士団に所属する騎士

ショートボブの活発な犬系少女

語尾は「~~っす!」

体は小柄だがゴリゴリのパワータイプだったためベリルのすすめでショートソードから両手剣ツヴァイヘンダーを使うようになる

フィッセル・ハーベラー

寡黙で表情もあまり変わらないちょっと天然タイプ

天才タイプと思われているが全て努力の賜物

ベリルのもとで学んだ剣術に魔法をのせた「魔法剣」の使い手として魔法師団エースと言われている

表情に乏しくちょっと天然

ロゼ・マーブルハート

スフェンドヤードバニア教会騎士団 副団長

1年ほどベリルのもとで剣を学ぶ

おっとりしたしゃべり方でいつも飄々とした笑顔が特徴

バルデル・ガスプ

鍛冶屋として剣士の気持ちを知りたいとベリルの道場の戸を叩く

道場でひと通り剣術を学んだあとは王都で鍛冶屋を営んでいる

クルニはお得意様

ランドリド・パトルロック

元プラチナム級の冒険者

オーシャンに近いプラチナムだったが出世欲がなく子供が生まれたことを機会に冒険者を辞め、ベリルに挨拶に来たところベリルが王都に行った後の剣術道場を任される

冒険者の階級はトップがスレナのブラック次にオーシャンその下がプラチナム

ルーシー・ダイアモンド

レベリス王国魔法師団団長

見た目は幼女だがベリルよりも年上

本作の「のじゃロリ」枠

団長だけあり魔法の能力は強力かつ権力の使い方もうまい

ベリルのことを気に入り(?)難題に巻き込み楽しんでいるように見える

ミュイ・フレイア

ベリルの財布をすろうとしたところ逆に捕まった少女

物心ついたころから姉と2人で暮らしていたが姉が死に生き返らせるためにとそそのかされスリをしながらお金を貯めていた

ベリルにスリをしようとしたところを捕まるがそれが縁で一緒に住むことになる

魔法の才能があったためルーシーの後押しもあり現在は魔術師学院に通い魔法剣について学んでいる

ぶっきらぼうな言い方しかできないが内心ではベリルのことを認め慕っている

ヘンブリッツ・ドラウト

レベリオ騎士団副団長

当初はベリルに実力に懐疑的な目を向けていたが実際に勝負をして完膚なきまでの敗北を刻まれる

それ以降はベリルを本物と認め真摯な対応を取るようになる

ふたつ名は「轟剣」

ガトガ・ラズオ-ン

スフェンドヤードバニア教会騎士団長

身長2メートルの大男

モルデア・ガーデナント

ベリルの父親

ベリルに早く孫を見せろとうるさい

『片田舎のおっさん、剣聖になる』レビュー

自分の力に無自覚なおじさんが無双する!

と書いてしまうとただの無双系を想像されるかもしれませんが

主人公のおっさんベリルは自己評価は確かに低いんですが

長年、剣を振り努力で身につけた技量に対しては自負を持っているため

嫌味のない無双系になっています

 

しかも無双系と言っても結果だけ見れば勝っている戦いも内心では結構あせっていたりと

圧倒的に強いというよりちょっと強いといった感じで実はギリギリだったりするとこもあり等身大の強さが他のチート系作品とは違っていい味を出しています

 

美人な教え子たちに囲まれてハーレム展開になりそうなものの常にお父さん目線で嫌味もなく、どこか抜けてるし人間臭さいしお人好しだしと嫌味のないキャラクターですが

心の中では自分を持ち上げすぎる弟子たちに毒づいたりと、ほんとにそこらにいるおじさんっぽくて好感の持てるキャラになっています

『片田舎のおっさん、剣聖になる』まとめ

コミカライズ版の内容は書籍版と違うところもあり

ルーシーとの戦闘やネームドモンスターとの戦いでは細部が違っていたりと

なろうや書籍で読んでいる人も楽しめる内容になっていますのでコミカライズ版も読んでみてはいかがでしょうか

特にバトルシーンはコミカライズを担当している「乍藤 和樹」さんの画力もありかなりかっこいいです!

 

コミカライズ版はこちら

 

書籍版はこちら