Fateシリーズ最新の物語『Fate/Reqiem(フェイト/レクイエム)』の感想

スポンサーリンク

「Fate/Requiem」

今回はFateシリーズの最新作

『Fate/Reqiem(フェイト/レクイエム)』

のレビューです

『Fate/Reqiem(フェイト/レクイエム)』評価

「Fate/Reqiem(フェイト/レクイエム)」の評価は

 

☆4.0

 

です

 

評価の詳細は後半に書いていきます

『Fate/Reqiem(フェイト/レクイエム)』作品情報

  • 著者
    TYPE-MOON(原案・監修)
    「星空 めてお」さん(著者)
  • イラスト
    「NOCO」さん
  • 出版社
    TYPE-MOON
  • レーベル
    TYPE-MOON BOOKS

本記事で使用している画像の知的財産権は上表の原案・監修者、著者、イラストレーター、発行元に帰属します

『Fate/Reqiem(フェイト/レクイエム)』あらすじ

私は死神――サーヴァントを殺す仕事をしている

 

―――昔、大きな戦争があった。

戦争は終わり、世界は平和になった。今では誰もが“聖杯”を持ち、運命の示すサーヴァントを召喚する。

ただ一人の少女、宇津見エリセだけがそれを持たない。

少女は、世界で最後に召喚されたサーヴァントの少年と出会う。

だが彼女はまだ、自分の運命を知らない。
引用:BOOK☆WAKER

『Fate/Reqiem(フェイト/レクイエム)』キャラ紹介

宇津美 エリセ

「FateRequiem」エリセ

全ての人類が心臓に聖杯を持ちサーヴァントをパートナーにしている未来の世界で唯一サーヴァントのいない少女

秋葉原の街において悪事を働く魔術師やサーヴァントを狩る「夜警(ナイト・ウォッチ)」を仕事にしており「死神」の名で呼ばれることもある

 

FGOではランサークラスの英霊として召喚される

本編では制服姿だが英霊として召喚された姿は上は横乳が見えそうで下はふんどしっぽい薄着、師匠であるカレンを意識してのものと思われる

ボイジャー

 

「FateRequiem」ボイジャー

「あい あすく ゆー」

のセリフと共にエリセの前に現れた、少年の姿をしているクラスも真名もわからない謎のサーヴァント

ほわんとした雰囲気をしていてなんにでも興味を示す

今まで召喚されたどのクラスの魔力とも違うことから「大」魔女キルケーから「航海者(ボイジャー)」のクラスを与えられる

 

謎のサーヴァントだがFGOでは真名「ボイジャー」クラスは「フォーリナー」で召喚される

カリン

エリセの数少ない友人、現在、実家を家出中

家出中にとある事件で監禁されていたところをエリセに助けられ、それから仲良くなる

性格は明るく思ったことを何でも言ってしまうサバサバした性格

 

FGOには参戦せず

鬼女紅葉

「FateRequiem」モミさん

信州の鬼女伝説に語られるカリンのサーヴァント

姿は白無垢衣装を着た恐竜

ちゃんと言葉をしゃべることはできないがエリセやカリンとは意思の疎通ができている

 

FGOでは原作同様、バーサーカーで召喚される

コハル・F・ランデンフロース

小学生くらいの女の子

時計塔・ライデンフロース家のホムンクルスの魔術師

サーヴァントのギャラハッド・オルタとともにコロシアムで行われる聖杯トーナメント(スポーツのような試合)に出場する

ギャラハッド(オルタ)

コハルのサーヴァント

円卓の騎士の1人であるがオルタのため言動が皮肉めいていて聖騎士らしさはない

真鶴 チトセ

エリセの祖母であり「聖痕(スティグマータ)」と呼ばれる旧時代の聖杯戦争に参加していた魔術師

エリセの祖母であるが見た目は白髪ロングでワインレッド色セーラー服の女子高生

Fate世界の魔術師らしい魔術師

ルキウス・ロンギヌス

チトセのサーヴァント クラスはランサー、宝具は聖槍ロンギヌス

物腰が柔らかく幼いころのエリセも知っている

カレン・フジムラ

「FateRequiem」カレン

秋葉原を管理する上級AI

外見はhollow ataraxiaのカレン・オルテンシア

他の地域も他のカレンシリーズが管理している

hollowのカレン、プリズマ☆イリヤのカレンと同じくはいてない

チェザーレ・ボルジア

クラスはアサシン

妹のルクレツィアと秋葉原で情報屋を営む

ルクレツィア・ボルジア

クラスはアサシン

兄のチェザーレと秋葉原で情報屋を営む

『Fate/Reqiem(フェイト/レクイエム)』レビュー

これは聖杯戦争後の物語・・・

 

とは言ってもhollow ataraxiaのようにFate/Stay night後を描いているわけではなく、別な世界線で行われた聖杯戦争、その後を描く新たなFateの物語です

 

そのためレクイエムの世界観は第3次世界大戦後そして世界にまで拡大した聖杯戦争後であるため、人間が生きることのできる地は主人公のエリセが暮らす「臨海都市・秋葉原」のように限られていて、1歩外に足を踏み出せば第3次世界大戦の負の遺産である殺人ドローンによる脅威に晒されている

 

そして最後の聖杯戦争後の世界ではすべての人類の心臓に聖杯が宿り各々がサーヴァントを召喚し共に暮らすことができる世界に変貌、また、令呪の画数も不定で心臓の聖杯から魔力が供給されるためFGOのように時間と共に復活するため、令呪は使用した魔力の残量確認、ステータス確認のようなものになっている

 

そんなサーヴァントだらけの世界の中、主人公のエリセだけが聖杯もサーヴァーントを持つことがなく10年以上生きているせいか、エリセは他人に対してコンプレックスを抱えていて寡黙で内気な感じです

しかし真名も何もわからない初めて会ったボイジャーを家に泊めたり一緒に行動したりと優しい面もあり、10代特有の素直さとこじらせ、意地っ張りで悩んで・・・と、多面性を内包したキャラだな~と思いました

 

このレクイエムは全ての人がサーヴァントを召喚しているためFGO並みにたくさんのサーヴァントが登場します、名前だけ出てくるキャラもいれば他Fate作品にも登場したおなじみのキャラまで出てきます

 

特におなじみのサーヴァントは

 

「キュケオーンをお食べ!」な大魔女様

 

とか

 

「何度も出てきて恥ずかしくないんですか?」なアイドル吸血鬼

 

とか

 

「主!首とりましょう!」な源氏武者

 

とか

 

他のFate作品を知っているとニヤリとしてしまうシーンもたくさんあるので必見です!

 

あと個人的にですが挿絵と別に章と章の間に描かれているちょっとした絵がデフォルメ絵でめちゃくちゃかわいいです^^

お気に入りは聖杯トーナメントを観戦に行ったボイジャーと紅葉さんの絵ですw

『Fate/Reqiem(フェイト/レクイエム)』まとめ

多少の事件は現代とおなじように起きていても、平和に暮らしていたモザイク市の人々とサーヴァントを襲った神霊ンザンビ、アヌビス神と思われる神霊、そして謎の神霊が引き起こした事件を契機に、最後の聖杯戦争激戦地「フユキ」へ向かうエリセたち・・・

 

神霊たちは何を起こそうとしているのか?

 

冥府《東京》とはどんな場所なのか?

 

エリセの両親は何者なのか?

 

そしてエリセが自ら蓋をしている過去の記憶とは?

 

まだ謎が多い新しいFate世界「Fate/Reqiem(フェイト/レクイエム)」今後もかなり楽しみです!