今回は『それでもペンは止まらない』のレビューです
まだ1巻しか出ていないのでネタバレを含んでしまうと思うので
ネタバレ嫌な人はここで「戻る」ボタンクリックしてね^^;
『それでもペンは止まらない』評価
「それでもペンは止まらない」の評価は
☆4.5
です
評価の詳細は後半に書いていきます。
『それでもペンは止まらない』作品情報
- 漫 画
「熊田龍泉」さん - ジャンル
コメディ、人間ドラマ - 発 行
ヒーローズ - レーベル
ヒーローズコミックス ふらっと - 紙初版日
2020年8月12日
本記事で使用している画像の知的財産権は上表の原作者・漫画家・キャラクター原案者・発行元に帰属します
『それでもペンは止まらない』あらすじ
頭が上がらない編集者と自由過ぎるアシスタント達に、日々振り回されている中堅漫画家・美空輝子――。凹むこともあるけれど…いつか報われる日がくる! その日を目指して、今日も漫画を描くのです!!
引用:Renta!
『それでもペンは止まらない』キャラ紹介
美空 輝子
漫画家になって8年の中堅漫画家
好きなジャンルは泥臭い熱いバトルマンガだが連載打ち切り後は編集に言われるままラブコメを描いている
年下の編集者とわがままなアシスタントに振り回されつつも一生懸命手を抜かずマンガを描く
たまに空回りするときもあるけれどw
松宮 いづみ
「遊びが一番 漫画が二番」がモットーのチーフアシスタント
輝子とは大学時代からの友人、大学時代マンガで賞をとり天狗になっていたが、その後はうまくいかず漫画からは足を洗う
人生に目的を持たず遊び歩いていたが久しぶりに会った輝子のひたむきさに当てられ輝子のアシスタントになる
梅島 百合
「女性を愛する禁断の女」副チーフアシスタント
マンガの腕はいいが
マツと一緒に悪ノリすることが多いw
タケちゃん
漫画家を夢見るアシスタント歴1か月の新人
ちょっとおだてられるとやる気になってしまうあたり
思い込みが激しいw
新村 美咲
輝子の新しい編集担当者
元はファッション誌担当だったが輝子の担当になる
輝子の全作品を読み込み今のライトな作風ではなくかつてのアツい泥臭い作風を勧める
『それでもペンは止まらない』レビュー
泥臭い少年漫画を描くのが好きな輝子、今は生活のため編集に言われるまま好みのジャンルではないラブコメを描いているが、それでも真摯に取り組みマンガに対しても周りの人に対しても愚直で一途な輝子の生き方は
「泥臭い」そのもの
そんな輝子だからこそ人生投げやりになってた「マツ」も、自分の本心を隠して生きてきた「ウメ」も救われたし、そんな輝子だからこそ周りに人が集まってくる
熱い!まさに王道少年マンガ!
途中、SNSがバズるんだけどSNS苦手な輝子が始めたわけじゃなく、「マツ」が勝手に始めたのが認知されていって、輝子1人じゃ無理だったことが「マツ」の機転でバズり、女心を知ってる「ウメ」の力でさらに女性フォロワーを増やしていく話は、自分が苦手な部分を得意な人が補う「七人の侍」みたいでこういう部分も
熱くていいんだよな~w
「マツ」も「ウメ」も輝子に救われ編集の「美咲」も輝子のことを認めているのに、輝子自身は自分のそんな良いところに気付いていなくて、そんな謙虚なところにみんな惹かれていくんだろうな
輝子の場合ちょっと天然入ってる感じだけどw
個人的に思ったことだけど輝子の髪止めって
やっぱりマンガの神様と言われるあの人のベレー帽がモチーフなのかな?w
『それでもペンは止まらない』まとめ
「全然売れてないかわいそうな美人漫画家に毎回アクシデントが起こる話」(1/8) pic.twitter.com/rLNQFsSnct
— 熊田龍泉@『それでもペンは止まらない』『ミサイルバード』連載中 (@ryuu1000) August 2, 2020