今回は本編の最終巻である23巻と同じ日に発売された
『鬼滅の刃 外伝』
のレビューです
『鬼滅の刃 外伝』評価
「鬼滅の刃 外伝」の評価は
☆4.5
です
評価の詳細は後半に書いていきます
『鬼滅の刃 外伝』作品情報
- 原 作
「吾峠 呼世晴」さん - 漫 画
「平野 稜二」さん - 発 行
集英社 - ジャンル
バトル・アクション - レーベル
ジャンプコミックスDIGITAL - 紙初版日
2020年12月4日
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『鬼滅の刃 外伝』あらすじ
水柱・冨岡が出会ったマタギの娘・八重は父の仇を討つため山に入るが――!? そして、炎柱になる前の煉獄と鬼との戦いの行方は…。『外伝』二本、炭治郎たちの“ゆる”活劇譚4コマ『きめつのあいま!』も完全収録の公式スピンオフ!!
引用:Renta!
『鬼滅の刃 外伝』レビュー
こちらの外伝は短編が2本と4コママンガが収録されていて、「富岡義勇と胡蝶しのぶ」が鬼と戦う話、「煉獄杏寿郎と甘露寺蜜璃」が柱になる前の話の2本がメインになっています
最初の短編は義勇さんが炭治郎と根津子を鱗滝さんに預けている間の話で、鬼になってしまった父とその娘の話です、形は違えど炭治郎と根津子の話をオマージュしているような作品です
話の中では本編同様、義勇さんの言葉足らずなところや、しのぶの笑顔で毒舌なところも描かれていて2人のやり取りには思わずニヤニヤしてしまいます
ここで大正ヒソヒソ話「義勇さんは【鮭大根】が好きみたいです」
後半の短編では炎柱になる前の煉獄さんと恋柱になる前の甘露寺の話ですが煉獄さんは柱になる前から煉獄さんでした
何を言われてもいつも前向きで部下である甘露寺のことも全て肯定し、本編と同じく何事にも全力な煉獄さんのことがしっかりと描かれていて、本編を読んで煉獄さんのファンになった人、劇場版で煉獄さんのファンになった人もこの外伝は煉獄さんの恰好よさを納得できる内容になっています
また、甘露寺も自分の力に自信を持てない場面が描かれていて、煉獄さんの一言により自信をつけ力を振るえるようになったシーンでは、もし煉獄さんが甘露寺の教育係でなかったら柱になっていなかったかもと思わせるくらい、ほかの人を笑顔で認める煉獄さんの良さを感じることができます
こちらの外伝の作画を担当している「平野 稜二」さんですが、ほかの連載作品「帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline」では英霊として召喚された新選組隊長を描き、こちらの外伝では鬼に落ちた新選組隊士描き、さらには単行本の発売日が同じ日というのがなんとも縁があるというかなんというか不思議な感じです
「帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline」のレビューはこちら
『鬼滅の刃 外伝』まとめ
最終巻である23巻と同じく本屋では売れ切れで手にすることができない、こちらの「鬼滅の刃 外伝」ですが(本屋に来ていた親子が買えなくて残念そうでした)、電子書籍なら売り切れとかはありませんので今すぐに読みたい!という人は電子書籍で購入してみてはいかがでしょうか?
注)2020年12月7日現在でAmazonでは紙の本はすでに転売されている状態になっていました