今回は
『となりの彼女と夜ふかしごはん』
のレビューです
『となりの彼女と夜ふかしごはん』評価
「となりの彼女と夜ふかしごはん」の評価は
☆4.0
です
評価の詳細は後半に書いていきます
『となりの彼女と夜ふかしごはん』作品情報
- 著 者
「猿渡 かざみ」さん - イラスト
「クロがねや」さん - ジャンル
飯テロ、仕事 - レーベル
電撃文庫 - 出版社
KADOKAWA
本記事で使用している画像の知的財産権は上表の著者・イラストレーター・発行元に帰属します
『となりの彼女と夜ふかしごはん』あらすじ
となりの彼女が「おかえりなさい」と「いただきます」を言ってくれる生活。
大手スーパーの文具部門で新任マネージャーとなった俺・筆塚ヒロトは、仕事漬けの毎日にすっかり憔悴しきっていた。そんな俺の唯一の楽しみは、深夜帰宅後につまみを作って酒を飲むことだけだった、んだけど……いつの間にか、隣に住む腹ペコ女子・朝日さんと賑やかな半同棲生活をすることになってました。
「し、深夜に揚げ物は犯罪なんですよ!」
「今夜こそ誘惑に負けませんからね…!」
「こんなに美味しいなんて優勝ですぅ…」
優勝――それは大切な人と美味い料理で食卓を囲う瞬間のことを言う、らしい。
腹ペコ女子があなたの暮らしを彩る深夜の食卓ラブコメ、召し上がれ!
引用:BOOK☆WAKER
『となりの彼女と夜ふかしごはん』キャラ紹介
筆塚 ヒロト
全国展開している大手スーパーに努める会社員
入社直後は食品部門を担当していたが文具部門のマネージャーに抜擢される
しかし筆塚がマネージャーになってから文具部門の売り上げは落ちてしまい、営業課長からこのまま売り上げが落ちるようならジャロワナへ左遷させると圧力をかけられる
そんな意気消沈した状態で帰宅した筆塚はひょんなことからアパートの隣に住む女子大生と知り合うことになる
特技は酒のつまみ作り
朝日 カンナ
筆塚の隣の部屋に住む女子大生
下ネタばかりの合コンに嫌気がさし慌てて帰ったところ居酒屋に部屋の鍵を置きわすれ、部屋の前で途方に暮れていたところ筆塚に声をかけられる
高校生の時に小説を発行しているが現在はスランプ中、小説家だからかどうかは分からないが食レポのボキャブラリーはプロ並み
でもお酒には弱い
文月 リンコ
スーパーコトブキ社員で文具部門を担当している筆塚の部下
筆塚を上司として認めておらずいつも塩対応
墨田さん
文具部門を担当するパートさん
最古参のパートノリーダー格、酒に強い
大典さん
文具部門を担当するパートさん
元家政婦で料理が得意、ゴシップ好き
瀬形
文具部門のゲーム販売を担当するパートさん
おっとりしたしゃべりかたの癒し系
鮫島 ミオ
スーパーコトブキの水産部門マネージャーで筆塚とは同期
学生時代のリングネームはシャーク鮫島
ギザ歯が特徴
佐倉 エビコ
鮮魚コーナーのバイト
発注ミスが多く、そのたびに鮫島にプロレス技をかけられている
菜森 ユウナ
スーパーコトブキの農業コーナーマネージャー
慌てると方言でしゃべってしまう
柴田 ソウジ
スーパーコトブキの営業課長
白い歯が特徴の笑顔を振りまくが筆塚のことは嫌いでジャロワナ支店への左遷をほのめかす
『となりの彼女と夜ふかしごはん』レビュー
スーパーでマネージャーをしている主人公と隣の部屋に住んでいる女子高生が、深夜に部屋飲みする・・・
と、タイトルからグルメものとかそんな内容ですが、飯テロ要素より「仕事」要素が結構強く、売り上げの落ちた担当部署の改善といったサクセスストーリーがメインになっています
筆塚が朝日との深夜飯の会話をきっかけにちょっとずつ売り場を変え、パートさんたち従業員からの信頼を取り戻し売り上げを伸ばしていくのは読んでて気持ちがいいです
スーパーの社員やパートさん達のキャラが濃く読んでて飽きることはないし、自分も社会人なんで共感できる箇所も多くあり個人的には好きな作品です
『となりの彼女と夜ふかしごはん』まとめ
飯テロ&年下女子大生とのラブコメを期待している人は思ってたのとは違うと思うかもしれないけど、むしろ仕事関係の部分も面白いので「あれ?」と思うかもしれませんが最後まで読むことをオススメします!