今回は小説家になろう発
『ブラック魔道具師ギルドを追放された私、王宮魔術師として拾われる ~ホワイトな宮廷で、幸せな新生活を始めます!~』
のレビューです
『ブラック魔道具師ギルドを追放された私~』評価
「ブラック魔道具師ギルドを追放された私~」の評価は
☆4.0
です
評価の詳細は後半に書いていきます
『ブラック魔道具師ギルドを追放された私~』作品情報
- 著 者
「葉月秋水」さん - イラスト
「necomi」さん - ジャンル
ファンタジー、アクション - 出版社
スクウェア・エニックス - レーベル
SQEXノベル
本記事で使用している画像の知的財産権は上表の著者・イラストレーター・発行元に帰属します
『ブラック魔道具師ギルドを追放された私~』あらすじ
魔法大好き! アイツは…!? 平民少女と貴族少年、魔法の天才コンビが大活躍!
突然、魔道具師ギルドをクビにされてしまった少女ノエル。ノエルにとって、魔法を使える町で唯一の職場だったのに……失望するノエルだったが、学院でライバルだった魔法使いルークが現れ、彼女を王宮魔術師へと誘う。記録破りで昇格したルークが、ノエルを相棒に指名したのだ。私が、全ての魔術師の憬れである王宮魔術師に!? だが、王宮にも彼女の力を信じない頭の固いご老人がいて……それでもノエルは、才能と努力、仲間との絆、「魔法が好き!」という思いで全てを乗り越えてゆく! 平民出身で魔法大好きなノエルと、大貴族の次期当主のルーク。二人の若き天才が、王国に旋風を巻き起こす! 最高に気持ち良い異世界ファンタジー。どうぞお楽しみください!
引用:BOOK☆WAKER
『ブラック魔道具師ギルドを追放された私~』キャラ紹介
ノエル・スプリングフィールド
子供のころから魔法が大好きで名門魔術学院を卒業した平民の少女・・・だが低身長にツルペタな胸で大食いと見た目は才女の片鱗もない
魔術学院卒業後はブラック魔道具師ギルドで心身をすり減らして働いていたが解雇される
失意の中、今後の心配をしているところを魔術学院時代の友人に誘われ王宮魔術師にスカウトされ、そして王宮魔術師となったノエルは才能を開花し周囲に驚きをばらまいていく!
ルーク・ヴァルトシュタイン
歴代最年少で聖金(アダマンタイト)級に昇格した侯爵家令息
魔術学院に首席で入学しその後、平民の少女ノエルに打ち負かされるが互いに切磋し魔法の腕を上げていくライバルになる
周囲からは感情もなく出世しか見えていないと思われているが、その出世のすべてがノエルのための努力だということは限られた人しか知らない
ガウェイン
ノエルとルークが所属する王宮魔術師団3番隊隊長
部下の失敗も怒ることなく自分が責任を取りのびのびと部下を成長させている有能な団長部下の成功のたびにボーナスをあげたり飯をおごっているので金欠になることが多く、特にノエルに飯をおごった後は給料日まで悲惨な目に合う
カティア
ガウェインを補佐する王宮魔術師団3番隊の副隊長
ガウェインが奔放すぎるため財布のひもはカティアが厳しく取り締まっている
クールに見えるが根はやさしく団員からの信頼も厚い、特にノエルからは大人の女性と慕われている
『ブラック魔道具師ギルドを追放された私~』レビュー
王宮魔術師として異例の出世をしているかつてのライバルであり学友のルークが、主人公のノエルをブラック企業からスカウト
ブラック企業で精緻な魔力制御をしていた主人公が王宮魔術師としてその才能を発揮していく
・・・と、内容はタイトル通りのざまぁ系ですがざまぁ描写はあんまりなく、ほぼほぼこの1巻と2巻の最初のほうだけで
ストーリーのメインになるのは主人公ノエルの成長とその無双っぷりと食いっぷり(笑)です
そしてストーリーのサブになっていくのは恋愛要素で、天才肌で公爵家令息のルークが王宮魔術師として異例の出征をしているのも、平民の主人公ノエルと一緒にいたいという淡い恋心のためだけに多大な努力をしているのがけなげで良きです
全体的にはなろうらしくエグイ内容はなくすっきり爽快で明かるめな作品です
『ブラック魔道具師ギルドを追放された私~』まとめ
SQEXノベルは新規レーベルだからか他の作品も含めてイラストがすごい気合入っているように思います
正直、表紙のノエルがかわいすぎますw
小説家になろうでweb版「ブラック魔道具師ギルドを追放された私~」は絶賛連載中ですので気になった人は読んでみてはいかがでしょうか?