今回は『特等添乗員αの難事件』のレビューです
原作は松岡 圭祐さん
「催眠」「千里眼」「万能鑑定士Qの事件簿」は映画化
「探偵の探偵」はTVドラマ化と人気作を生み出すヒットメーカー
作画を担当している清原 絋さんは
松岡 圭祐さんの作品の表紙イラストを担当
その2人が組んだ「特等添乗員αの難事件」を
コミカライズした作品です
『特等添乗員αの難事件』評価
「特等添乗員αの難事件」の評価は
☆4.0
です
評価の詳細は後半に書いていきます。
『特等添乗員αの難事件』作品情報
- 原 作
「松岡圭祐」さん - 漫 画
「蒼崎律」さん - キャラクター原案
「清原紘」さん - 発 行
KADOKAWA - ジャンル
サスペンス/ミステリー - レーベル
あすかコミックスDX - 紙初版日
2014年5月26日
『特等添乗員αの難事件』あらすじ
若きエリート官僚の壱条那沖は、厚労省食品安全部にて犯罪の検挙に失敗し、観光庁へ異動となった。 観光庁の業務で添乗員派遣会社「クオンタム」の視察の際、とんでもなくドジで物を知らない21歳のニート、浅倉絢奈と出会う。彼女は入社試験のためにクオンタムを訪ねていたのだが、当然ながら落とされてしまう。ヤケ酒を食らっていたバーで、絢奈は壱条と再会、壱条は絢奈に秘めたる才能があると気づく。それは、彼の家庭教師兼運転手の老紳士、能登厦人がほのめかした「ラテラル・シンキング(水平思考)」という思考法だった。
引用:wikipedia
『特等添乗員αの難事件』キャラ紹介
浅倉 綺奈
学生時代は最下位の学力で中卒しかも姉は国際線のCAで優秀であるため家族からも常に比べられ劣等感を抱いていたが、天性のラテラル・シンキング(水平思考)の持ち主であることを見出され、特別な個別教育を受けることにより基本的な知識から特別な考え方まで身につけその才能を開花させる
しかしラテラル・シンキングは
詐欺師などが使うことが多く
そのことに綺奈自身も悩み苦しんだが周りの人たちの助けもありその悩みを乗り越える
凛田莉子曰く
「ラテラル・シンキングで人の裏をかく事が出来ても倫理観が揺るがない稀有な人」
壱条 那沖
次期総理大臣と言われる官房長官の息子で厚生省に努めるキャリア官僚のエリート
しかしマスコミが多く来ていた犯罪の検挙に大失敗し観光庁に左遷させられるがそこで絢奈に出会う
綺奈にラテラル・シンキングの才能を見出した那沖は彼女の才能を伸ばすため行動を共にすることが多くなるがいつしかその思いは恋へと変わり・・・
能登 厦人
壱条家に仕える執事
那沖が小さいころの家庭教師であり今でも良き相談者となっている
那沖の頼みにより絢奈に勉強を教えることになるが考え方が特殊な綺菜に適した方法で基本的な学習だけでなくラテラル・シンキングも教育する
なお教育方法は鬼のように厳しいw
趣味はゲーム指を動かすことにより老化防止になると言い張っているが
ただ好きなだけw
凜田 莉子
「万能鑑定士Qの事件簿」の主人公
絢菜とは正反対の「ロジカル・シンキング」を用いて事件を解く
偶然出会った絢菜に助けられたことから親交を深めることになる
『特等添乗員αの難事件』レビュー
万能鑑定士Qシリーズのスピンオフとして始まったこの「特等添乗員αの難事件」ですが
「ロジカル・シンキング」で事件を解く理知的な莉子と「ラテラル・シンキング」で事件を解く自由奔放な綺奈
どちらも学生時代はまったく勉強ができないという共通点はあるものの、まったく正反対の能力で事件を解いていくしかし2人とも根底にあるのはぶれずにまっすぐな正しくあろうという心
特に絢奈は「ラテラル・シンキング」
一般的にイカサマやチート、ずるがしこい
と言われる思考法を持ちながらも那沖や莉子そして能登先生といった周りの優しい人たちに支えられまっすぐに生きていくんですよね
そして2人がコンビを組むと絢奈がラテラル・シンキングで犯人をあぶり出し、莉子がロジカル・シンキングで理詰めで証拠を出していく
・・・最強のコンボw
この2人を相手にした犯人はかわいそうすぎるどうやっても言い逃れできなくなってしまうわw
『特等添乗員αの難事件』まとめ
原作はすでに完結していますので続きを読みたい人は原作もオススメします
でも原作読むと万能鑑定士Qシリーズも読みたくなるのでお財布の中身には気を付けてw
知ってる人もいるかもだけど名探偵コナンのコミックの表紙裏に世界の名探偵載ってますよね?
実は91巻は凜田 莉子だよ^^