今回は小説家になろう発で書籍版がオーバーラップ文庫さんから発売されている
『黒鉄の魔法使い』
コミカライズ版のレビューです
評価
「黒鉄の魔法使い」の評価は
☆4.0
です
評価の詳細は後半に書いていきます
作品情報
- 原作
「迷井豆腐」さん - キャラクター原案
「にゅむ」さん - 漫画
「もくふう」さん - 発行
KADOKAWA - ジャンル
異世界転生、バトル・アクション - レーベル
角川コミックス・エース - 紙初版日
2020年4月25日
本記事で使用している画像の知的財産権は上表の原作者・漫画家・キャラクター原案者・発行元に帰属します
あらすじ
級友達と異世界に転移した少女、悠那。その能力値は例を見ないほど低く、見捨てられた彼女は名うての魔法使いデリスの弟子になる。一見すると窮状だが、彼女にとっては趣味のジャイアントキリングを楽しむ好機で…?
引用:Renta!
レビュー
導入はいきなりクラス全員が異世界に召喚したところから始まり、異世界召喚ボーナスでクラスのみんなはチートクラスのレベルからスタートします
主人公の悠那(はるな)は学校でも有名な運動神経の持ち主のためみんなの期待は膨らむが
まさかのレベル1!
低レベルは必要ないと山奥に住む、冒険者デニスの元に追い出される悠那(はるな)だが・・・
こんな感じの導入から始まるんで復讐系かな~と読んでみると
悠那(はるな)はジャイアントキリング大好き!低レベルからの成り上がり上等!強くなってみんなを見返してやりたい!な超前向き少女
好感の持てる主人公だな~とか思ってると、平和な日本にいながら常在戦場な生き方をする
実はちょっと頭のネジが外れているヤベーやつだったw
普通は死の危険と隣り合わせの状況で戦うことによりスキルレベルが上がるところを、「訓練も同じ実戦を想定してやるもんですよね?」と真顔で言う。
異世界召喚でチート能力は手に入らなかったが考え方そのものがチートレベルだった!w
そして頭のネジが外れているのはそれだけでなく、実際モンスターと戦っても平気で殺しまくるし、勝手に抜け出して悪さしているクラスメート相手でも特に感情を動かすことなく平然と殺してしまう。普通なら躊躇しまくるところを
嬉々として殺しまくる様子はただの殺人鬼、見事なまでのサイコパスでしたw
まとめ
異世界転生のざまぁ系に分類されるんだろうけど主人公が前向きでざまぁ感をあんまり感じない作品
それよりもクラスメートでも顔色変えずに簡単に殺せる、ネジの外れた悠那の精神性についていけるかどうかで、おもしろいと思えるか評価が分かれるかもしれないですね
いつも元気で明るい子なのに無意識で狂気を内包している感じとかおじさんは結構好きですけどねw